Theosophie 生命霊基 この霊性外皮のなかで霊人は「生きる」。物質的身体が物質的生命力を通して構築されていることと同様に、霊人は霊基の生命力を通して構築される。エーテル体について語るように、霊人のエーテル霊基(Äthergeist)についても語らなければならない... Theosophie
Theosophie 人間の構成要素 人間全体を把握しようとするなら、これまでに述べられた構成要素全てを組み立てて考えなければならない。肉体は物質的な素材世界から構築される。結果、それは思考する自我に適合した構造となる。その身体は生命力に浸透され、それによってエーテル体または... Theosophie
Theosophie 七つの区分 この人間の区分と全く同様の、さらに簡素化した区分も導き出すことができる。人間の「私」は意識精神において閃くものではあるが、それは精神本性全体にも浸透している。この精神本性の各部分は、概して身体部分のように明確には分かれていない。それらは高... Theosophie
Theosophie 現在と永続性 肉体と霊性の中心に「精神」がある。肉体を通して精神に達する印象は、一時的なものに過ぎない。印象は、肉体がその感覚器官を外界の事物に対して開かなければ存在しない。バラが目の前にあり、私の眼がそれに対して開かれているとき、私はバラの色を知覚す... Theosophie
Theosophie 行為の刻印 しかしまた、精神が外界に対してひとたび行為という刻印を打ったならば、それもまた永続性を帯びることとなる。私が木から一本の小枝を折り取ったとしたら、外界での出来事の経過を全く変えてしまう何かが、私の精神によって惹き起こされたことになる。もし... Theosophie
Theosophie 記憶の番人 まず記憶について考察してみよう。記憶とはどのようにして成立しているのか?感覚や知覚とはその成り立ちが明らかに異なる。目が無ければ、私は「青色」を知覚することができない。しかし目によって「青色」を記憶するのではない。目が私にこの知覚を与える... Theosophie
Theosophie 体験の果実 精神は、過去の番人として霊性にとっての宝を絶えず蓄積している。私が正と不正を区別できるのは、霊性の中に在る真を認識できる「思考する存在」であるためだ。真理は永遠である。私が過去を見失い、どんな印象も常に新しいものであったとしても、真理は事... Theosophie